Linuxでユーザを追加した際に、誤ってユーザー名をタイプミスしてしまったときなど、作成したユーザを削除したい、というケースはあるかと思います。
そんなときのための手順です。
Linuxでユーザーを削除するコマンド
ユーザを削除するコマンドは「userdel」。
パラメータで、削除したいユーザ名を指定します。
userdel -r $削除したいユーザー名
このとき、「-r」をオプションで必ず付けるようにしてください。
もし間違えて、-rを付けずに実行した場合、以下のメッセージ表示されます。
Creating mailbox file: ファイルが存在します useradd: warning: the home directory already exists. Not copying any file from skel directory into it.
このとき、ユーザは削除されています。
ですが、削除したユーザーのホームディレクトリやファイルが残ってしまいます。
もしそうなった場合はやりなおしができないので、以下のコマンドを実行して、ファイルとフォルダを削除してください。
rm -f /var/spool/mail/$削除したいユーザー名 rm -rf /home/$削除したいユーザー名
Linuxでユーザの作成をする方法
ちなみにユーザ作成の手順はこちらです。
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