データベース内のデータに対して合計や平均を計算する基本的な方法を、Oracle, MySQL, および PostgreSQL の3つのデータベースでどのように記述すべきかまとめてみたいと思います。
SQLで実現する基本的な計算方法
以下のSQL文は、主要なRDBMSで使用可能な基本的な合計や平均を計算する方法を示しています。
合計を計算する
SELECT SUM(column_name) AS total FROM table_name;
平均を計算する
SELECT AVG(column_name) AS average FROM table_name;
OracleのSQLで実現する計算方法
Oracleは業界で広く利用されているRDBMSの一つです。
以下の例では、employees
テーブルのsalary
カラムに関する合計と平均を計算しています。
合計を計算する
SELECT SUM(salary) AS total_salary FROM employees;
平均を計算する
SELECT AVG(salary) AS average_salary FROM employees;
MySQLのSQLで実現する計算方法
MySQLはオープンソースのRDBMSで、ウェブアプリケーションなどで広く利用されています。以下は、users
テーブルのpoints
カラムに関する合計と平均の計算例です。
合計を計算する
SELECT SUM(points) AS total_points FROM users;
平均を計算する
SELECT AVG(points) AS average_points FROM users;
PostgreSQLのPostgreSQLの例
PostgreSQLもまた、高機能なオープンソースのRDBMSとして知られています。以下は、orders
テーブルのamount
カラムに関する合計と平均の計算例です。
合計を計算する
SELECT SUM(amount) AS total_amount FROM orders;
平均を計算する
SELECT AVG(amount) AS average_amount FROM orders;
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