StatCounterで日本でのブラウザのシェアを調べてみる

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WEBの開発において、ブラウザをどこまでサポートするかはネックになってくると思います。

ブラウザの種類だけでも、IE、chrome、firefoxなどあるだけでなく、各ブラウザのバージョンごとに違いも生じてきます。
また、スマホもサポートするとなると、それらを網羅するように試験もしなくてはならなくなります。
できることなら対象範囲をできるだけ限定させて位所です。

そこで、各ブラウザごとのシェアを根拠に、対象範囲を極力狭くすることに成功したので、メモしておきます。

ブラウザごとのシェアを調べる

ブラウザごとのシェアを調べるのに使ったWebサービスStatCounterを紹介します。

StatCounterについて

このサイトを駆使することで、世界全体 or 各国のブラウザのシェアをグラフ化することが出来ます。
なお、StatCounterの統計データは、StatCounterを使用する300万サイトのヒット数から直接導きだされている。とのことです。

StatCounterの使い方

サイトは英語ですが、直感で操作できると思いますが、簡単に使い方を書いておきます。
StatCounter
(※後程追記します)

近年のブラウザシェア傾向

今回はPCのブラウザのみに焦点を当てました。

近年の国内のブラウザシェア

StatCounter-browser-JP-monthly-200807-201502
StatCounterでエクスポートした画像が上記です。

相変わらず国内ではIEがシェア1位ですが、かなりシェア率は減ってきたように感じます。
(全世界ではChromeが1位になっています)

2位のChromeと3位firefoxは、2012年の中旬頃から順位が入れ替わり、現在に至っています。
一時だけIEとChromeの差が縮まっている時期があります(2014年5月)
これはXPのサポートが終了した関係だと思われます。

4位Safariは、ほとんどがMacユーザでしょう。きっと。
5位Operaは、2%未満のシェアなので、試験対象から外すのに良い根拠になってくれました。

バージョンごとのシェア

ブラウザのバージョンで厄介になってくるのがIE。
Chromeやfirefoxは頻繁にバージョンアップがかかるのもあって、最新バージョンだけ対応しておけば十分というケースが多いように感じます。
ところが、IEについては色んなバージョンをサポートしてあげなくてはならないことが多いです。

未だにIE6も試験しろ!と言ってくるお客さんもいます。
そこで、IEのバージョンごとのシェアがどうなっているかもグラフ化してみました。

StatCounter-browser_version-JP-monthly-200807-201502
画像は、近2年の全ブラウザ・バージョンのシェアから、IEだけに絞ったものです。

これを見るとIE11だけ対応してあげれば良いように感じます。
2014年の3月から急にシェアが伸びてきたのは、XPのサポート終了とともに買い換えた個人や企業が多いからだと思われます。

これだけ顕著であれば、IEも11だけで良いでしょ!と主張したのですが、IE9とIE8も検証だけは免れませんでした。

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